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「使える知識」とは

頭が良いとはどういうことでしょうか。

私はクイズを嗜みます。

そのおかげで多少知ってることが多いです。

知っているといっても「問題文が与えられたときに答えられる」という程度の理解なので、たかが知れてます。

でも「知っている」というだけで、頭が良いと思ってくれる人は意外にも結構います。

「この人は自分の知らないことを知っている」と感じれば、まあそう思いますよね。

 

ありがたいのですが、でもそれって本当に頭がいいということなのでしょうか。

どうにも違うように思えます。

AIはこのように答えてくれました。

 

物知りであることは、一般的に知識が豊富であることを意味しますが、それだけでは頭がいいとは言えません。

 

とのこと。

 

そうなのです。「頭が良い」とは「物をいっぱい知っていること」ではない。

では頭が良いとは何なんでしょうか。

これもAIに聞いてみましょう。

 

頭がいい人は通常、物知りでもありますが、知識だけでなく、その知識をどのように活用するか、新しい状況に適応する能力や、他人と協力して問題を解決する能力などが含まれます。頭がいいとされる人々は、単に情報を覚えているだけではなく、その情報を理解し、応用できるような広範なスキルを持っています。

 

とのこと。

 

つまり「考える力」が頭の良さには重要であり、知識はあくまでその過程で使われる道具に過ぎないということですね。

 

知識は量ではなく活用できるかどうかが重要なわけです。

 

使える知識を身に着けるためにも、使える知識と使えない知識、何が違うのか考えてみましょう。

 

知るということには深さがあります。

どれだけ理解しているかということですね。

表面だけ知っている状態でも、知っていると一応言うことができます。

「名前だけは知っている」

「見たことはある」

こうした深い理解を伴わない状態でも知っていると言うことができます。

ただ、当然活用はできません。

なのでこの状態の知識は、使える知識ではない。

表層だけでなくても、浅い理解では活用には至りません。

活用するには、深くまで理解する必要があります。

 

また深く知っても活用できない知識というのもあります。

深さに対して、距離とでも言いましょうか。

自分から遠いところにある知識は、活用ができない。

知識の実用性のことですね。

影響の輪という考え方があります。

自分の影響できる範囲外のことについては自分の力ではどうしようもないから考えるだけ無駄だと、そういう考えです。

知識にもそういう側面があり、影響の輪の外の知識は持っていても活用できません。

有名人のゴシップや、地球の裏側の出来事、宇宙のことなど。

とにかく、自分の生活に活用できない知識は、実用性がなく、知っていても活用できません。

 

要するに「影響の輪の内側のことをできるだけ深いレベルまで知る」。

これが、使える知識を得るためのポイントになります。

 

最後に。

使えない知識は得てもしょうがないみたいな言い回しになりましたが、そういうわけではありません。

どんな知識も、好奇心の充足や、人とのコミュニケーションへの活用、思わぬインスピレーションの元となることや、脳トレなんかにもなったりします。

意味がないわけではない。むしろ人生を豊かにするきっかけになりうる。


ただ、「考えること」に貢献しない知識ばかり身に着けていると、それはやはり人生を少しばかり困難にすることでしょう。

知識ごとの用途をしっかり認識し使い分けることが大事です。