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外見の可変要素「④スキンケア(1.紫外線対策)」

④スキンケア

肌が綺麗だと、美しく見える。

それは主に若く見えるから。

あらゆる美肌の基準は、赤ん坊の肌を想像してもらえればいい。

赤ん坊の肌の要素に近づくほど、若く見え、それは美しさにつながる。

キメの細やかさ

弛みなく、ハリがある

シミなし

シワなし

毛穴が目立たない

ヒゲなし

程よく潤っている

均一なトーン

日焼けしていない

ニキビがない

ニキビ跡などの傷跡がない

必要な脂肪が失われていない(頬コケや目のくぼみなど)

など。

歳を取ると、どんどんこれらの要素は失われていく。

老化は万人に訪れるもの。仕方ない。

ただ、老化を止めることはできないが、抗う方法はある。

止められない以上、それらは単なる誤魔化しにはなるが、やる意味はある。

というかやろう。

まずは守りのスキンケアから紹介する。

 

1.紫外線対策

紫外線による老化は、皮膚の老化の原因の多くを締める。

紫外線は太陽に含まれる高周波の光で、皮膚の細胞を傷つける。

日焼けはできるだけ避けたい。

日焼けとはサンバーンという現象だ。

一定時間紫外線にさらされて、軽く火傷した、太陽の光で焼かれた状態。

だが一定時間以内なら実はさほど影響はない。

熱く熱したフライパンでも一瞬触るだけなら火傷しないのと同じ。

その一定時間は日差しの強さにもよるが、10分くらいを想定すればいい。

ちょっとゴミ出しとか、ちょっとコンビニとか。

この程度なら日焼け止めは必要ない。

紫外線対策とは、日焼け止めを塗ることではない。

あくまで紫外線ダメージを受けないようにすることだ。

その手段として、日焼け止めが必要な時は塗ればいいというだけで、必要ないときまで塗る必要はない。

最近、家の中でも蛍光灯に紫外線含まれるから365日24時間塗りましょうみたいな話を聞く。

多分化粧品メーカの利権によるプロパガンダだから無視していい。

日焼け止めは夏しか売れないが、上のような主張をすれば年中売れる。

でも蛍光灯で日焼けはせん。

外出しないなら塗らなくていい。

外出も極短時間なら塗らなくていい。

 

また、肌に何かを塗るという行為はリスキーだ。

肌荒れの原因になる。

常に日焼け止めを塗るという行為はそういうことだ。

日焼け止めは、日中、長時間屋外にいる時のみでいい。

 

紫外線を避けていると、ビタミンDが不足するよという話がある。

人体は不便だ。

紫外線を浴びると、ダメージを受ける。

なのに紫外線を浴びないと栄養失調になる。

大半の生物には紫外線を浴びることでビタミンDが生成される機構が備わっている。

ビタミンDはあらゆる生体の機能を保つのに超重要な栄養素だ。

「骨の形成」は有名だし、あらゆるホルモンの回路にも関わるため、睡眠やストレス、メンタルコントロールにも重要となる。

紫外線を避けていると、ビタミンDが不足するというの人間の性質は致命的にすら感じる。

実は哺乳類以外の多くの生物は、紫外線から体を守る機構を備えている。

亀が甲羅干しに日光浴しているが、彼らは日焼けしない。

紫外線ダメージという概念が無い。

無傷で、ビタミンDを作れるのだ。

ずっと変わらず生活環境にあり続ける太陽を浴びることを前提として進化してきているからだ。

同じ地球で進化してきたはずなのになぜ人間はダメージを受けるのか。

これはかつて人類の祖先が、夜行性になった事があるのが原因だ。

それ以前の人類の祖先は、ちゃんと紫外線から体を守る機構を備えていた。

だがある時(恐竜が台頭していた時期)、日中の活動よりも夜間の活動のほうが、生き延びる可能性が高かったため、夜行性に移行した。

その時に、紫外線から体を守るシステムを失ったのだ。

やがて恐竜が絶滅して、日中に活動するように戻っても、対紫外線の機構は失ったままで今に至る。

そんな原理で、人類は二律背反を背負っている。

「健康を保ちたいなら、太陽を浴びよう。」

「美しい肌を保ちたいなら太陽は避けよう。」

不幸だ。

ではどうする事もできないかと言えばそんな事はない。

サンバーンを起こさない程度に適度に紫外線を浴びればいいし、

顔を中心に、日焼けする事で美しさを損なう部位のみ気にしていればいい。

足の裏なんか日焼けしても誰も見ない。

「足の裏を太陽にさらそう!」

が結論だとバカにするなと言われそうだ。

大丈夫。もっと良い解決法もある。

ビタミンDは食品からも摂取できる。

サプリでも良い。

経口摂取でビタミンDを摂取できれば、美肌のために紫外線を避けても健康が保てる。

 

日焼け止めには2種類ある。

散乱剤と吸収剤の2タイプだ。

吸収剤は、白浮きしないし使いやすいのだが、散乱剤を選んでほしい。

効果の持続時間や紫外線を実際に肌まで到達させない性能でいえば、圧倒的に散乱剤だからだ。

吸収剤は普通に日焼けする。