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外見の可変要素「①痩せる」

前回までのおさらいです。

ルッキズムが過激になり、外見の重要性が高まりました。

外見には生まれつき変えられない不変要素と、努力で変えられる可変要素があります。

整形の技術が進歩したことで、可変要素の領域が広がってます。

やることは増えましたが、可変要素をひとつづつこなしていくことが重要です。

こういう話でした。

今後は可変要素へのアプローチ方法を数回にわたって紹介していきます。

 

その前にまず「変わるにしてもどう変わればいいのか」という指標を示したいと思います。

結論から言うと「美しく」なりましょうということです。

黄金比というものがありますよね。

人類であれば、どんな社会背景の人でも、年代も関係なく、誰が見ても普遍的に美しいと感じる共通の基準です。

 

外見、つまり人体にも、こうした黄金比のような要素が存在します。

誰が見ても美しと感じる要素。

それを可変要素を通じて得ていこうということです。

美しさは具体的に以下の要素で構成されます。

  • 顔がいい
  • スタイルがいい
  • 若い
  • 中性的である

これに加えてすべての前提となる土台として

  • 清潔感がある

が存在します。

この4つ+1つです。

なぜ清潔感が別枠扱いなのかは後で説明します。

これらを満たすように、可変要素を操作していくことがこれからやっていくべきことの方向性になります。

 

「顔がいい」は優れた遺伝子の証明になります。

均整の取れた体(顔)のつくりは、健康で有能な遺伝子であることと相関しているからです。

平均顔が最も魅力であるというデータがあります。

これは変な偏り(遺伝子異常)がない顔だからという説明ができます。

同じ理由で、「スタイルがいい」ことも優れた遺伝子の証明です。

 

「若い」は、繁殖力の高さの証明です。

人間は思春期に生殖機能を備えてから、歳を重ねるにつれてその能力を失っていきます。

女性には出産適齢期みたいな表現があり分かり易いですが、男だって精子を作る能力は年々衰え、晩年は量、質ともに下がっていきます。

若さは、より生殖機能が高い状態の証明です。

 

「中性的である」も、優れた遺伝子の証明です。

人類は文明を形成し、社会を育むことで進化してきました。

その中で起きた変化がネオテニーと呼ばれるものです。

つまり、成熟しても幼体の特徴を残し、性差をあまり持たないということです。

これは野生では常に抱えていた命の危機から解放され、安全な中でのコミュニケーションに特化したことで起きた変化だと言われています。

つまり相手に感情が伝わり易かったり、警戒心を持たせないための変化です。

こうした側面から、より進歩的な優れた遺伝子のしょうめいとして「中性的である」があげられるのです。

 

これら4つの「好まれる要素」とは別に「拒絶されないための要素」として「清潔感」があります。

生活感の排除や、生理的拒絶要素の排除などです。

要はマイナス要素をなくしゼロにするというものです。

全ての土台になりますから外せない要素となります。

 

というわけでようやく具体的なアプローチ方法の紹介になります。

 

①痩せる

太っていると、スタイルが悪くなります。

また、顔に脂肪がついていることで、顔も悪くなります。

そもそも、不摂生の証拠だったり、単純に臭いとか、清潔感も大いに欠きます。

だから痩せないといけません。

そもそも痩せないと素地が見えてこないという問題があります。

素地が見えていないと、欠点や長所、何が似合うか、どう変えるかという、方向性が見えてこない。

まず痩せて、顔や体のつくりをはっきりさせる必要があるわけです。

ですからアプローチとしては一番最初に着手すべきものとなります。

 

どこまで痩せるべきかと言えば、見た目がシュッとするまでです。

曖昧だなと思うかもしれませんが、見た目が一番の目安になります。

BMIや体脂肪率で数値を示すこともできるますが、同じ数値でも見た目に出る影響は千差万別です。

数値はあくまで目安にしかなりません。

数値を満たしても見た目が悪けりゃしょうがない。

基本は見た目で判断しましょう。

目指すべきは以下の通りです。

「腹筋が浮き出るまで」が第一段階。

「フェイスラインを邪魔する肉が無くなるまで」これが最終ライン。

痩せてくると、まずは腹筋が浮き出てきます。

これだけでもだいぶ脂肪は落ちていますが、経験上、これだけだとフェイスラインはまだ綺麗になりきりきっていません。

フェイスラインが整うまでは痩せる。

そこをゴールにしましょう。

目安としては顎の下の肉を見ると分かり易いです。

顎を引いたときに二重顎にならないくらい痩せること。

目安ですが、これも経験上、体脂肪率12%切るくらいでようやく綺麗になります。

人によっては、腹筋が浮き出た段階でフェイスラインが整う人もいるでしょう。

ただ日本人は顎の骨格が薄い人が多いので、傾向としては腹筋が浮き出た後も痩せる必要がある人が多いです。

ちなみに顎の骨格が薄いと「口ゴボ」と言われる特徴が出やすいです。

悪い特徴なのすが、改善の方法は後々説明します。

 

痩せると、正しい凹凸が体に出てきます。

ぜい肉でも、筋肉でも、つければ体はデカくなりますが、脂肪がついて大きくなるところと筋肉がついて大きくなるところは違います。

筋肉つけても腹は出ないし、顔もでかくならない。

脂肪は腹が出るし、顔もデカくなります。

それどころか、鼻は埋もれるし、目は小さくなるし、首も無くなる。

脂肪での凹凸は基本的に人の目には醜く映ります。

逆に筋肉で大きくなる部位が発達していると、美しいと感じてもらえます。

痩せて筋肉をつけましょう。

また肩幅をつけることで小顔にも見えるので、スタイルもよく見えます。

 

顔の肉のつき方について。

まず顔は、脂肪で大きくはなるが、筋肉ではほぼ大きくならない。

だから筋トレをいくらしても顔がでかくなることはないです。

人体の中で大きくなる筋肉は骨格筋と呼ばれる筋肉で、顔にはそれがないからです。

骨格筋は関節を動かす時に使われる筋肉の総称です。

顔で唯一「顎の筋肉」だけは骨格筋なので、そこだけは大きさが変えられますが、他の筋肉は大きさが変わりません。

歯軋りの癖がある人は、顎の筋肉で顔がデカくなっている可能性もあります。

ある程度なら顎のごつさは、男らしさにつながるのでよく働く場合もあります。

でも、似合わない人もいるし、そもそも顔が小さいに越したことはない。

個人的には、顎の筋肉はつけないほうがいいと思っています。

 

顔の大きさについて、痩せた程度では大して大きさが変わらないんじゃないかと感じると思います。

でも、例えば顔の大きさが1センチ違うとします。

大した差には思えないかもしれませんが、8頭身以上が理想の体型とされることを考慮すると、顔の1センチは、身長の8センチ以上の価値に相当する計算になります。

身長換算で顔の大きさの価値は8倍以上なのです。

ちょっとした顔の大きさの変化でも、身長がぐっと伸びたのと同じ効果になるわけですね。

痩せるべきなのです。