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怒ってるときに言うことを真に受けちゃいけない

「ケンカするほど仲がいい」なんて言葉がありますよね。

「仲が良い相手とは接触機会も増えるからケンカも増える」とか、

「仲がいいことで相手に遠慮しなくなりケンカが増える」とか、

そういうようなことでしょう。

ちょっとこれとはズレてるかもですが、確かに私にも、大喧嘩したおかげで友情が深まった、なんて経験があるにはあります。マンガみたいですね。

ただそれは稀なケースで、ほとんどの場合ケンカをすれば多少なりとも相手との関係がこじれます。

 

ですから私としてはやはり、

「ケンカは避けられるなら避けたほうがいいな」なんて思うわけです。

疲れますしね。ケンカって。

 

できることなら、ケンカになる前に普段から話し合いをしておくべきです。

ケンカに頼らずとも「自分の思っていること」を「相手を尊重した形」でお互いに伝え合うことはできますから。

そういう関係を「アサーティブな関係」と言ったりしますが、それがベストです。

 

とはいうものの、それでもケンカになってしまうこともある。

そういうものですよね。

 

ですからケンカになってしまったときに、どうすべきかってのを少し考えてみましょう。

万が一のケンカに備えて、できるだけ関係がこじれないよう、どう行動すべきかということです。

まずケンカの時は、お互い感情が昂り冷静さを失います。

思いついたことを後先考えず、次から次へと相手にぶつけてしまうことでしょう。

そこで注意すべきは「それを普段から思っているかどうか」です。

なぜなら、感情が昂っているとき我々は「嘘」を言うことがあるからです。

つまり「思ってもないこと」を言ってしまう恐れがある。

「あんたなんか親じゃない!」

「もう別れましょう!」

普段から思ってることなら、100歩譲って許しましょう。

でも大抵、こういう発言は感情に任せて言っただけの嘘だったりします。

そうであるなら、言わないほうがいい。

ケンカ中、そういう嘘を思いついたとき、思いとどまれるなら思いとどまってください。

 

それができれば苦労はしない笑。

 

冷静じゃないときですから、大抵勢いに任せて言ってしまいますよね。

その時その瞬間は本心のような気がしちゃいますもんね。

そういうもんです。

なので、もし言ってしまったあと、冷静になってから「あれは本心じゃなかった」と振り返れるなら、あとでちゃんと訂正しましょう。

相手はあなたの嘘を本心だと思ってしまっているでしょうから、放っておいたらダメです。

「本当はあんなこと思ってないよ」と伝えましょう。

冷静になった後ならば、相手もきっとわかってくれます。

あなたが大事な人だと思っている相手なら、相手もそう思っているはずですから。

 

そしてまた、相手の「感情に任せた発言」も、まずは本心じゃないと思って聞くべきです。

冷静になった後に、普段から思っていることか、できれば確認しましょう。

そうすることでケンカの被害を最小限に抑えられるはずです。

 

 

最初に言いましたが、まずはケンカを避けるために普段からアサーティブな関係を作っておくのがベストです。

その上で、ケンカになってしまったら「普段から思っていることかどうか」を考える。

そうすることでケンカのダメージを最小限に抑えられると、そういう話です。

 

 

また、実はケンカってのは、自分の心がけだけで解決できる問題だったりします。

つまり、相手が怒っているかどうかは関係ない

どういうことか。

ケンカが成立するのは「二人ともが怒り、冷静さを失ったときだけ」だからです。

一方が冷静であり続けられれば、ケンカは起こらない。

自分の怒りをコントロールできるようになるってのは自分の精神衛生上だけでなく、人間関係維持という観点でもすごく大事なわけです。