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自分の才能を人に聞くときに持ちたい心構え

何かを習得し、人より上達したいと考えたとき、それを分解して考えると次の3つが必要だと思われます。

才能。

方向性。

投下時間。

この3つです。

才能が無いことには十分に上達しないだろうし、方向性が間違っていても上達しません。人より時間をかけない人が、人より上達することもできないでしょう。

 

今回はその中から才能の見つけ方について掘り下げてみます。

 

才能があるかないかはやってみれば大抵明らかになります。

だからまずは着手せよということになるのですが、これまでの人生でやってきたこともたくさんあるでしょうから、事前に判明している場合もあります。

その判断としては「結果が出ているか」を見ればいい。

自分で結果が出ているころがわかればもう始めちゃって良いです。

方向性の判断という次のステップに進んでください。

でも、多くの人は自分ができることは皆もできると考えてしまうため、自分の才能を自覚できていない。

 

簡単な方法としては、人に聞いてみることです。

親しい友人や親、自分のことを分かってくれてそうな人たちに聞くのです。

私の才能って?得意なことってなんだと思う?と。

大抵の場合、自分よりも他人のほうが的確にあなたの才能を言い当ててくれます。

言ってもらったとき「そんなことないよ」と思うでしょう。

多分ですが、言ってくれた相手もあなたのその性質を100点だと思って言ってはいません。

集中力あるよね。勉強得意だよね。運動神経いいよね。手先が器用だよね。気配りがうまいよね。優しいよね。行動力あるよね。仕事覚えるの早いよね。仕切るのうまいよね。

何を言われるかは分かりませんが、相手がどういう意図で言っているかと言えばこうです。

「私がこれまで付き合ってきた人間の平均を見たとき、その平均よりもあなたは上に位置してるよ」

この程度です。

私も集中できないときはできないよとか、勉強なんてもっとできる人いっぱいいるじゃんとか、部活は関東大会どまりだったしとか、自分では未熟だと思える能力でも、平均より上というならば、それは強みです。

その才一つで社会を渡り歩けるほどの能力ではなかったとしても、活かさないでおくにはもったいない。

そうした才能も複数かけ合わせれば、比類なき才能となりえますから、気付かずに放置してしまうことは避けたいです。

とにかく、人に聞くときは、今の話を前提にして聞いてみてください。

本当にトンチンカンなことを言われる可能性もありますが、すべてがそうだと決めつけずちょっと考えてみるのです。

意外と自分の才能に気づけます。

 

他にも、他人の直感も意外と当てになったりします。

初対面の人にかっこいいですよね、美人ですねってよく言われる人って、実際に人よりも顔が整ってるものですよね。

中にはお世辞も混ざるでしょうが、そうだとしても顔立ちのよくない人より「整っていること」を指摘される回数は多くなる。

お世辞でたまに言われてるだけなのを勘違いしてはいけませんが、初対面の人や関係の浅い人にたくさん言われる誉め言葉なんかも実は才能を見つける参考になったりします。

頭がいい人も、頭がいいですねと人より多く言われるし、優しい人も優しいですねと、仕事ができる人も仕事できそうですねと言われるでしょう。

心当たりがないか、ちょっと掘り下げてみてください。

 

人の意見である以上、あくまで参考にするというのが正しい姿勢であることに注意は必要ですが、それを踏まえて活用していただければと思います。