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幸せ(S)に(N)なりたい(N)ブログ(B)

ブログを始める経緯

今、自分は毎日役立ちそうな情報を集め、運動、食事、睡眠に気を使い、肉体的にも精神的にも健全な状態を目指し、もしくは維持すべく、生活を改善していこうと取り組んでいるわけですが、なぜそんなことをするようになったかについて、少し自己紹介的なことをつらつらと述べていきたいと思います。

 

きっかけは健康を害していると気づいたことでした。大学生くらいの時ですかね。それまでなんとなく人よりお腹が弱いくらいに思っていたのですが、日常生活に支障をきたすほどでもなかったんです。実際は不便なこともたくさんあったんですが、何とかだましだまし「普通」を成立させることができていたいんです。

でもある時ふと、これは日常生活ちゃんと送れてなくないか?と思うようになりまして。例えば以前よりも朝が極端に苦手になり、信じられないくらい起きれない。日中も疲れやすく、皆が授業受けて、バイト行って、サークル行って、飲み会行って、課題もこなす、みたいな生活をしている中、自分は授業受けるだけで精一杯だったり。お腹もよく壊すし、とにかく疲れやすかった。食後、なぜか意識を失うかのような強い眠気に襲われるし、体の節々が痛み、怠くなる。これは異常じゃないか?一番元気なはずの若い時期が、なんでこんなにしんどいのだろうか。みんなとエネルギーの量が違い過ぎないか?とそう思うようになったんです。

そして病院に行くようになりました。上から下まで検査してもらいましたし、病院自体も何件も行きましたね。でも原因は全く分からなかった。よくお腹を壊すという症状からIBS過敏性腸症候群)を疑ったり、常に疲れているという症状から慢性疲労症候群を疑ったり。実際は違ったのですが、いいお医者さんはわからないながらも、いろいろと調べてくれるんですよね。次の週行くと、海外の論文読み漁ってくれてたみたいで「こういう症例があるらしい」と、教えてくれたりしてました。でも結局原因を判明させることは当時はできませんでした。もっといいアプローチの方法はあったのかもしれませんが、当時の自分としては体調悪いながらも精いっぱいやったつもりだったんですけどね。

そんなこんなで、やがて病院にも通わなくなり、原因不明の体調の悪さと闘う日々に入っていくわけです。一時期はベッドでほぼ寝た切り、苦しい苦しいと思いながら一日を終えるなんて日々を繰り返してる時期もありました。何かを変えないといけないのだけど、何を変えたらいいかわからない。そんな状態です。とにかくしんどかった。

ある日、ネットで父がある記事を見つけてきて、読むことを進めてきたんです。「グルテン不耐性」についての記事でした。

結論から言うと私が最も悩まされていたのは「グルテン不耐性」です。これがすべての元凶だと気づくのに10年以上かかりましたし、改善していくのにも10年近くかかったんじゃないですかね。何せ小麦が原因だったので、まったく気づかなかったわけです。だって普段当たり前のように食べてる麺が、パンが、お菓子が、揚げ物が、体調を悪くしているなんて気づきます?何にも考えなくても勝手に食べちゃってるじゃないですか。今じゃグルテンフリーなんて誰もが知る概念になっていますが、当時はグルテンが悪者なんてほとんど知られていなかったはずですからね。ちょっと気づくことができなかった。

でも20代のうちに気付くことだけはできたので、それは運がよかったと思っています。ただ、そこからも大変でした。ずっとグルテンで痛めつけ続けてきた私の体は、ちょっとやそっとじゃもとには戻ってくれなかった。というか今も戻ってません。疲れやすい、朝辛い、眠れない、食後体が怠くなる、便も緩いし便秘もする、こういった症状はある程度緩和こそされてますが、ずっと続いています。でも確実に改善されてきている。そんな成果をもたらしてくれたのが、勉強だったわけです。といっても国語算数理化社会みたいな勉強ではありません。体調の改善に役立ちそうな情報を集めて実践するというものです。父がネットで見つけて紹介してくれた記事もある意味この「役立ちそうな情報」だったわけですからね。それに味を占めて、「世の中には今の悪い状況を改善しうる有益な情報がたくさんあるんだ」という思いが芽生え、勉強を始めるに至ったわけです。

 

気付けばグルテン不耐性に限らない、いろんなことを興味の赴くままに学び、実践し続けるという今の生活スタイルが確立されていました。

今まで私は多くの人たちに助けられてきたという思いがあります。同じように私も誰かの力になりたいと、そう思ってはいますが、そんなたいそうなことはまだ私にはできる気がしないので、ひとまず「学んだ事のアウトプット」ということで、このブログをはじめていこうと思います。どうぞよしなに。